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空き家になった実家、どう売ればよかったのか

空き家

田中 智

筆者 田中 智

不動産キャリア16年

安心して任せられ、「お願いしてよかった」と感じていただける存在でありたい。そんな想いを大切に、日々誠実に向き合っています。伏見区出身。行政書士・FP・住宅ローンアドバイザーとして、不動産売却をトータルでサポート。売却は金額だけでなく、ご家族の想いや将来設計も重要です。一人ひとりのお話を丁寧に伺い、不安を整理しながら、納得できる形で進められるようお手伝いします。


親が住んでいた実家が空き家になり、「このまま置いておいてよいのか」
「売るなら何から始めるべきか」と悩む方は少なくありません。


思い出のある家だからこそ、すぐに売る決断ができないこともあります。


しかし、空き家は時間が経つほど建物の劣化や管理の負担が増え、
売却時の選択肢が狭くなる場合があります。


本記事では、空き家になった実家をどう売ればよかったのか、
後悔しないための進め方を解説します。



■実家を空き家のままにするリスク


空き家になった実家は、誰も住んでいないから安心、
というわけではありません。


人が住まなくなると換気や通水が減り、湿気、雨漏り、害虫、庭木の繁茂などが
少しずつ進んでいきます。


また、遠方に住んでいる場合は、定期的な確認だけでも大きな負担です。


固定資産税や火災保険、草木の手入れ、修繕費など、
使っていない家にも費用はかかります。


さらに管理状態が悪くなると、近隣への迷惑や防犯面の不安にも
つながる可能性があります。


「いつか使うかもしれない」と判断を先延ばしにしているうちに、
建物の価値が下がってしまうケースもあります。





■売却前に確認すべきこと


空き家の実家を売る前に、まず確認したいのが名義です。


親名義のままになっている場合、相続登記が必要になります。


相続人が複数いる場合は、誰が売却の窓口になるのか、
売却代金をどう分けるのかも事前に話し合っておくことが大切です。


次に確認したいのが、建物と土地の状態です。


雨漏りはないか、シロアリ被害はないか、
境界ははっきりしているか、再建築できる土地かどうか。


こうした条件によって、売り方や価格は大きく変わります。


特に京都市内では、前面道路の幅や接道状況、
古い町並みとの関係なども売却判断に影響することがあります。


自分たちだけで判断せず、早い段階で不動産会社に相談し、
「建物として売れるのか」「土地として見た方がよいのか」
を確認しておくと安心です。





■古家付きで売るか、解体して売るか


空き家の実家を売るとき、多くの方が迷うのが
「解体して更地にすべきか」という点です。


結論から言うと、必ずしも解体した方がよいとは限りません。


建物が古くても、リフォーム前提で購入したい方や、
建物を見て暮らしを想像したい方もいます。


また、解体費用を先に負担すると、売却後の手残りが想定より少なくなる
可能性もあります。


一方で、建物の傷みが激しい場合や、買主が建て替えを前提に探している場合は、
更地の方が検討されやすいこともあります。


大切なのは、先に解体を決めないことです。


周辺で探している買主のニーズ、土地の広さ、道路付け、築年数、
解体費用などを比較したうえで、売り方を決める必要があります。


「古家付き土地」として売るのか、「中古戸建」として売るのか、
「更地」にして売るのか。


この判断ひとつで、売却価格や売れるまでの期間が
変わることがあります。




■仲介と買取、どちらが合うのか


空き家の売却方法には、大きく分けて「仲介」と「買取」があります。


仲介は、不動産会社が買主を探し、一般の購入希望者へ販売する方法です。


相場に近い価格で売れる可能性がありますが、売却までに時間がかかることもあります。


内覧対応や価格交渉が必要になるため、できるだけ高く売りたい方に向いています。


一方、買取は不動産会社が直接購入する方法です。


仲介より価格は抑えられる傾向がありますが、早く現金化しやすく、
近所に知られにくいという利点があります。


荷物が残っている、建物の傷みが大きい、遠方で管理が難しい、
早く相続人間で整理したい。


このような場合は、買取を検討する価値があります。


「高く売りたい」のか、「早く手放したい」のか、「手間を減らしたい」のか。


目的によって、選ぶべき売却方法は変わります。




■売却を後悔しないための進め方


空き家になった実家の売却で後悔しないためには、
最初に状況を整理することが大切です。


まずは、名義と相続人を確認します。


次に、建物の状態や土地の条件を確認し、売却した場合の価格を把握します。


そのうえで、売る、貸す、残す、解体する、という選択肢を比較します。


感情だけで決めると、後から「もっと早く売ればよかった」
「解体しなければよかった」と感じることがあります。


反対に、数字だけで決めると、家族の気持ちが置き去りになることもあります。


実家の売却は、資産整理であると同時に、
家族の思い出を整理する時間でもあります。


だからこそ、急いで結論を出すより、正しい情報を集めたうえで
納得できる形を選ぶことが大切です。


京都市で空き家や相続不動産の売却を検討している方は、

地域の取引事情に詳しい不動産会社へ早めに相談してみるとよいでしょう。


株式会社ドリームホームでは、京都市を中心に不動産売却の相談を
受け付けています。


「まだ売るか決めていない」という段階でも、
実家の価値や売却方法を知ることで、今後の判断がしやすくなります。




〖空き家の実家売却に関するよくある質問〗


①荷物が残っていても売れますか?


売却は可能です。

ただし、仲介の場合は内覧時の印象に影響することがあります。

買取であれば、荷物が残ったままでも相談できるケースがあります。


②相続登記が終わっていなくても相談できますか?

相談は可能です。

ただし、実際に売却するには名義の整理が必要になります。

司法書士など専門家と連携しながら進めると安心です。


③古い家でも売れますか?

売却できる可能性は十分あります。

中古戸建として売る方法もあれば、古家付き土地として売る方法もあります。

建物の状態と土地の条件を見て、適した売り方を選ぶことが大切です。


④近所に知られず売却できますか?

広告を出さずに販売する方法や、買取を選ぶ方法があります。

事情に合わせて、販売方法を調整することができます。


⑤まず何から始めればよいですか?

最初にすべきことは、名義、相続人、建物の状態、
おおよその価格を確認することです。

売るかどうかを決める前でも、査定を受けることで判断材料が増えます。




ドリームホームの無料査定で、まずは今の価格をチェック。
しつこい営業なし、安心してお気軽にご利用いただけます。





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