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ペットがいる家を売る時に、必ず気をつけなければいけないポイント 〜ペット臭で200万円損する現実〜

販売戦略

清水 大翔

筆者 清水 大翔

不動産キャリア3年

査定からお引渡しまでの流れを分かりやすくご説明し、安心して進めていただけるよう最後まで責任をもってサポートします。伏見区出身。ReDream店営業主任として、不動産売却のご相談に誠実に向き合っています。売却は判断が難しく、不安を感じる方も少なくありません。だからこそご事情やご希望を丁寧に伺い、市場動向を踏まえた無理のない売却プランをご提案します。


「ペットを飼っている家は売れにくいですか?」


京都で不動産売却の相談を受けていると、この質問は非常に多くあります。


結論から言うと、ペットを飼っていること自体が問題ではありません。


問題なのは、
“ペット臭”と“生活ダメージ”を放置したまま売りに出してしまうこと。


実際に中古住宅市場では、

  • 「なんとなく臭う」

  • 「壁や床の傷が気になる」

  • 「動物を飼っていない人には抵抗感がある」

という理由で、購入希望者の印象が大きく悪化します。


そして怖いのは、
その“なんとなく嫌”が原因で、
100万〜200万円以上の価格差につながることが珍しくないという点です。


今回は、ペットがいる家を売却する際に、絶対に気をつけるべきポイントを解説します。




なぜ「ペット臭」はそこまで嫌われるのか?


住んでいる本人は慣れてしまっているため、臭いに気づきにくくなります。


しかし、内覧に来た人は家に入った瞬間、


  • ・犬の体臭

  • ・猫トイレの臭い

  • ・毛や湿気の臭い

  • ・壁やカーテンに染み込んだ臭い


を非常に敏感に感じ取ります。


特に中古住宅では、購入希望者は「住んだ後の生活」をイメージします。


その時に、

「この家、臭いが残りそう…」

と思われた瞬間、心理的に大きなマイナスになります。




ペット臭が原因で価格が下がる理由


不動産価格は「築年数」だけで決まりません。


購入希望者の多くは、


  • ・リフォーム費用

  • ・清掃費用

  • ・原状回復コスト


を頭の中で計算しています。


例えば、


状態買主の心理
臭いなし「そのまま住めそう」
軽い臭いあり「クリーニング必要かな」
強い臭いあり「全面リフォーム必要かも」


となり、結果として値下げ交渉につながります。


特に以下は要注意です。


  • ・フローリングに染み込んだ尿臭

  • ・壁紙の臭い

  • ・カーテンやエアコン内部の臭い

  • ・湿気と混ざった動物臭


こうなると、買主側は数十万〜100万円以上のリフォームを想定します。

つまり、

「臭い=値引き理由」

になるのです。




売却前に絶対やるべき3つの対策


① 壁紙(クロス)の張り替え


もっとも効果が大きいのがクロス交換です。


臭いは壁紙にかなり吸着しています。


特に、


  • ・リビング

  • ・ペットの居場所周辺

  • ・寝室


は優先的に確認しましょう。


6〜10万円程度で印象が劇的に変わるケースもあります。



② ハウスクリーニングを入れる


プロの清掃はかなり重要です。


特に以下は見落とされやすいポイントです。


  • ・エアコン内部

  • ・ソファ周辺

  • ・巾木(はばき)

  • ・カーテン

  • ・換気口


「掃除している」と「臭いが消えている」は別問題です。


売却前は、
“第三者がどう感じるか” が基準になります。



③ 内覧時はペットを外に出す


これは非常に大切です。


動物好きの人でも、内覧時にペットがいると落ち着いて見学できません。


また、


  • ・鳴き声

  • ・毛

  • ・臭い

  • ・威嚇


などで印象が悪化するケースがあります。


可能であれば、


  • ・一時的に外出

  • ・ペットホテル

  • ・親族宅


などを活用しましょう。






「ペット可マンションだから大丈夫」は危険


よくある誤解です。


確かにペット可マンションでは、ペット飼育率は高いです。


しかし購入検討者全員がペットを飼っているわけではありません。


さらに、ペットを飼っている人ほど、

「臭いが強い家は嫌」

と感じる傾向があります。


なぜなら、ペット飼育経験者は、
臭い問題の大変さを知っているからです。


つまり、


  • ・ペット可

  • ・ペット飼育実績あり


でも油断は禁物です。




意外と見られている「床の傷」


臭いだけでなく、床の状態も重要です。


特に猫や大型犬がいる家では、


  • ・フローリングの引っかき傷

  • ・ワックス剥がれ

  • ・滑り止め跡

  • ・尿シミ


が残っていることがあります。


これも買主にとっては、

「修繕費がかかりそう」

という印象になります。


最近は部分補修でもかなり綺麗になるため、
売却前に一度チェックするのがおすすめです。




実際に「200万円以上」差が出ることもある


例えば、


  • ・同じマンション

  • ・同じ間取り

  • ・同じ階数


でも、

状態 売却結果
臭い・傷対策済み   高値売却
臭い強め・補修なし  大幅値下げ


になるケースは珍しくありません。


不動産は最終的に「感情」で決まる部分が大きいからです。


内覧で、

「ここに住みたい」

と思ってもらえるかが重要です。

逆に、

「ちょっと無理かも…」

と思われると、一気に価格交渉に入ります。






まとめ|「ペットを飼っていた家」ではなく「臭いが残る家」が嫌われる


ペットを飼っていたこと自体は、そこまで大きな問題ではありません。


しかし、


  • ・臭い

  • ・毛

  • ・傷

  • ・汚れ


を放置したまま売却すると、買主の印象は大きく悪化します。


結果として、


  • ・売れ残り

  • ・値下げ

  • ・指値交渉


につながり、


最終的に数百万円単位の差になることもあります。


だからこそ、売却前は、

「ペットがいる家」ではなく

「清潔感のある家」に見せる工夫が非常に重要です。


中古住宅の売却では、
築年数よりも“第一印象”が価格を左右することを忘れてはいけません。



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